GPD P2 MAXのハック欲が止まらないので連日連投。
GPD P2 MAXはデフォルトだと高精度タッチパッドではない。そのため、3本指のジェスチャー操作は標準設定を使用せざるを得ないのだけど、これを変更できるドライバが公開されてたので適用してみた。
ドライバのダウンロードと適用
ドライバ適用前に注意点をいくつか。特に2点目は知らなくて地味に焦ったので、後ほど改めて触れようと思う。
- ドライバにはキーボード配列によって日本語用と英語用がある。間違えないように。
- ドライバの適用ファイルを実行すると、その時点でキーボードとタッチパッドが一切操作できなくなる。そのため、
予め他の入力デバイス(マウスなど)を用意しておくタッチパネルで操作すること。
前置き終了。まずはファームウェアなどが置いてあるGPD公式サイトにアクセスする。
ページをスクロールして下のほうにある「GPD P2 Max Keyboard Firmware Update」から、日本語用または英語用のドライバをダウンロードする。(直リンク:日本語用、英語用)
ダウンロードしたZIPファイルを解凍後「hailuck_keyboard_update_tool_for_68f83.exe」を実行する。このとき、注意点2でも書いたようにキーボードとタッチパッドが使えなくなるので、他の入力デバイスがないと次の操作ができないタッチパネルで操作すること。なお、自分の場合はUSBマウスで乗り切った。
操作できる人は、黄色の「Start」ボタンをクリックして適用を開始する。ボタンが緑色に変化すればOK。赤色になったらNGなので、表示されてるhexファイルのパスがあっているか確認すること。
終わったらOS再起動する(一応?)。
適用後のタッチパッド設定
タッチパッドの設定は「Windowsの設定>デバイス>タッチパッド」で確認できる。
無事に高精度化された。お疲れさまでした。
ジェスチャー設定例
高精度タッチパッドの設定「ジェスチャの詳細な構成」なら、予め用意されたジェスチャーセットの他に好みのショートカットキーを設定できる。
例としてChromeでMacのような操作を再現するならこんな感じ。
- 上:Ctrl+T(新しいタブを開く)
- 下:Ctrl+W(表示中のタブを閉じる)
- 左:Alt+Right(ページを進む)
- 右:Alt+Left(ページを戻る)
これで快適なネットサーフィンライフが送れそう。