GPD P2 MAXを購入してしばらくはタッチパッドを使用していたけど、一度試しに他PCのマウスを接続してみたら余りの操作しやすさにびっくり。早速専用のマウスを購入することにした。
とはいえ市場にはたくさんのマウスがある。予め選定基準を明確にしていないと買い物迷子になってしまうと思い、今回は以下の基準を全て満たすマウスを条件とした。
- 小型&軽量である:GPD P2 MAXと一緒に持ち運びたい
- Bluetooth接続ができる:数少ないUSBポートを塞ぎたくない
- 長時間バッテリー:充電や電池交換が面倒だから
その結果、ロジクールの「Pebble M350」を購入することにした。今回は、実際に1ヶ月ほど使用してみて分かった特徴や操作性について紹介しようと思う。
外箱
外箱はかなりコンパクト。上部に記載されている「スリム。静音。モダン。」が商品の特徴を端的に言い表してる。
ちなみに商品名のPebbleは「小石」を意味する。関係ないけど昔(今も?)、同名のスマートウォッチがあったのを思い出す。
マウス本体
開封直後の本体。まさに石ころのような丸いフォルムが特徴的。
ボタンは左右のクリックと中央のホイールのみで、かなりシンプル。左右対称につくられているため、利き腕に関係なく使用できる。
横からみるとこんな感じ。後部にかけてなだらかに高くなっている。
電力は単3電池1本で、本体上部のマグネット式カバーを外すことで交換できる。電池寿命は約18ヶ月とのこと。
昨今はバッテリー充電式がシェアを伸ばしつつある。でも一般的にはまだ乾電池式のほうが圧倒的に長寿命なので、電池交換の手間以上に優位性があると考えている。
電池の横にはUSBレシーバーの収納口がある。残念ながら、同社のUnifyingレシーバーではない模様。
マウスの裏面にはON/OFFスイッチとBluetoothペアリング用ボタン、光学式センサーが備わっている。
Bluetoothペアリング用ボタンはBluetoothとUSBワイヤレス接続を切り替える際にも使用する。1回押すたびに切り替えができ、ボタン上部のライトがBluetooth接続のときは青色、USBワイヤレス接続のときは緑色に光る。
操作性は意外と悪くない
この商品は薄く持ち運びしやすい反面、使用感が厚みのあるマウスと比べて悪くないのか、気になる人は多いと思う。
実際、手のひら全体をマウスに委ねるような使い方はできない。そのため、手首との付け根部分を机に置くようにして使っているけど、使用感は案外悪くない。
イメージとしては、手のひらで動かすというより、腕や手首を固定して指で挟んで動かす感じ。これで思いのほか安定するし、可動域が少ないため、腱鞘炎にもなりづらいのではと思う。
GPD P2 MAXとの接続
冒頭にも書いたとおり、GPD P2 MAXとはBluetoothで接続している。
ペアリング後は、WindowsのBluetoothデバイス表示から接続状態だけでなく電池残量も確認できる。
ただ、このところ使用中に接続が途切れることがある。GPD P2 MAX側のBluetoothサービスを再起動すれば元に戻るけど、マウス側をOFF/ONしても復旧しないため、GPD P2 MAXのBluetoothドライバが怪しい気がしている。原因が判明したらここで報告しようと思う。
さいごに
他にも良いところをいくつか挙げると、
- 製品保証期間は安心の2年間。
- クリック音が非常に静か。「カチッ」ではなく「コチ」という感じ。
- 公称の重量100gのところ、実際には77gという軽さ(電池含む)。
- グラファイト色はGPD P2 MAX本体とも似ていて親和性がある。
などなど、総じて満足度の高いマウスだった。しかも、値段も3,000円以下というお手頃価格で、コスパも素晴らしい。
Bluetoothで接続できるため、ノートPCだけでなく、タブレットなどモバイル製品全般で活躍すると思う。おすすめです。