今年読んで印象に残っている漫画を5作品紹介します。名前順。
アルスラーン戦記
実は以前から読んでいたけど、横文字の人物名やあらすじを覚えられず、次巻が発売される度に雰囲気で読んでしまっていた。
そこで改めて10巻ほど一気に読んだらめちゃくちゃ面白くてびっくり。登場人物が多いけどそれぞれに魅力があり、戦闘で繰り出される戦術・戦略が毎回クールで格好良い。
作画はハガレンでおなじみのヒットメイカー、荒川弘先生。
かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~
ちょっと風変わりな学園ラブコメ。今年アニメ化や実写映画化もされて話題になったので知っている人も多いはず。
ネタバレになるので詳細は書けないけど、内容的にも今年ひとまずのピーク・転換点を迎えたと思う。今後どのように着地するのか楽しみ。あと、個人的には定期的にやってくる「程度の低い下ネタの回」が好き。
ファイアパンチ
現在ジャンプで連載中の「チェンソーマン」が面白くて、同じ作者の作品が気になって見つけたのがこれ、ファイアパンチ。
現実と狂気が絶妙なバランスで融和されていて、チェンソーマンもかなりぶっ飛んでる(褒め言葉)けど、それ以上に独特な世界観と衝撃的な展開が連続して押し寄せる、圧巻の内容だった。この作品だけで、自分の中の漫画に対する概念がまたひとつ変わった気がする。全8巻。一気読み間違いなし。
ワールドトリガー
昨年ジャンプSQでの連載復帰を果たし、今年には待望の新刊も発売されたワートリ。
おそらく戦闘シーンの緻密さは漫画界最高峰ではないかと思う。バトル漫画にありがちな「能力の限界突破」や「いきなりの新技」といったご都合主義的な展開が一切なく、お互いに持てる技術と知略のみを駆使した戦闘が最高にスリリングで面白い。
ワンパンマン
どんな敵でもワンパン(チ)で倒してしまう圧倒的な強さを持つ主人公。なので、基本的に死闘みたいな展開はないし、普通なら戦闘もマンネリ化してつまらなくなるはず。
なのに、なぜか飽きが来ない。むしろ巻を追うごとに面白さが増している。そんな底知れない作品。
全話無料で読めるウェブコミックも必見。
さいごに
今回あえて5作品に絞ってみたけど、他にも紹介するか悩んだ作品としては
- BEASTARS
- ゴールデンカムイ
- ブルーピリオド
- 亜人
- 約束のネバーランド
あたりがとても面白かった。来年も良い出会いがあるといいな。